9月14日(日)に鹿児島市で開かれる「第44回かごしまマーチングフェスティバル」の注目の参加チームをシリーズで紹介しています。

2回目は初出場となる鹿児島市の昭和幼稚園です。

園児
「おはようございます」

鹿児島市原良の昭和幼稚園の園児は朝から元気いっぱいです。

先生
「前にならえ!はい!直れ!これから体操を始めます」

子供たち
「よろしくお願いします」

夏休み期間中のこの日は本番へ向けて、みんなそろって全体練習をしました。

初出場の昭和幼稚園は年長クラスの5歳と6歳の43人が7月から練習を続けています。

マーチングフェスティバルでは吹奏楽の演奏や体の動きで見せるプログラムが多い中、昭和幼稚園の園児が披露するのは「体操」です。

勢いをつけてグルリと回る側転に柔らかい体だからこそできるブリッジ。

かけ声と体をいっぱい使った表現力で魅せます。

昭和幼稚園・久保綾香さん
「みんなで息を合わせるぞ。きれいなお花を咲かせるぞ。できそう?」

観客に感動してもらうためには心を一つにすることが大切と教わった園児たち。

練習の成果は・・・。

きれいな花を咲かすことができて子供たちも満足のようです。

子供
「ブリッジするところが楽しいです。(うまくできたら)うれしい」
「(ブリッジは)ちょっとむずかしいかも。いっぱいがんばる気持ち」

男の子と女の子それぞれのパートを確認したあとは本番と同じの通し練習です。

より緊張感が高まります。

昭和幼稚園のステージは静と動のメリハリが魅力。

一人一人の動きと全体のまとまりに磨きをかけて、真っすぐな瞳で晴れの舞台に挑みます。

子供たち
「かっこいい気分になる」
「(むずかしいのは)ブリッジ歩きです」
「(側転を)まっすぐ回れるようにがんばりたいです」

昭和幼稚園・山口琴美さん
「まだかっこよくしたところも色々あるが、少しずつ形になってきていると思う。小さな体で一生懸命、体操をしたり演技をしたり、緊張に打ち勝っていく姿をぜひ色んな人に見てほしい」

「初めてのマーチングフェスティバル、がんばるぞー!」
「おー!」

鹿児島テレビ
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