野生動物の出没状況などの可視化に向け研究を進めている静岡県下田市の企業がこれまでの成果を発表しました。
地形の調査や分析などをする下田市のウィンディーネットワークが企業の展示会で発表したのは、ドローンとAIの技術を活用した野生動物の出没状況を可視化できるシステムです。
ドローンによる空撮や赤外線カメラで夜行性の動物の行動パターンなどを捉えるとともに、AIを使った解析システムで個体数も正確に把握することが可能になるということです。
3年前から研究を始め、システムの実用化に向け行政との連携も進めていて、担当者は「鳥獣被害防止のサポートできれば」と話していました。