7月に塩素系ガスが漏れ出した福岡県大牟田市の化学工場で、9月6日にも塩素系ガスが漏れ出していたことがわかりました。

8日には塩素系の液体が漏れていて、塩素系の物質が漏れ出す事態が続いています。

大牟田市の三井化学大牟田工場によりますと、再稼働の準備をしていた6日、工場のプラント内にある配管から塩素系ガスが漏れたということです。

2日後の8日にも同じプラントで塩素系の液体約40リットルが漏れ出し、けが人などはいないということです。

この工場では7月にも、腐食した配管から塩素系ガスが敷地外に漏れ出し、体調不良を訴えた周辺の住民など延べ234人が医療機関を受診しました。

これを受け三井化学は9月3日、原因と対策を取りまとめて福岡県に報告書を提出しましたが、その後も塩素系物質の漏出が続く事態となっています。

テレビ西日本
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