兵庫県の県立尼崎高校は、生徒39人分の成績などの個人情報を記載した調査書を紛失したと発表しました。
県立尼崎高校によると先月9日、資料の管理を担当している職員が職員室のロッカー内に保管されている、生徒の調査書が紛失していることに気づきました。
紛失したのは3年生の1クラス、39人分の進学用の調査書で生徒の名前や住所、成績、出欠の記録などの個人情報が記載されていました。
進学用の調査書は、大学や専門学校に提出するものですが、データでも保存されているため学校側は、生徒の進学手続きに影響はないとしています。
保管していたロッカーには鍵がついていなかったということで、盗難の可能性も含めて、警察に相談しているということです。
学校側は、資料の管理体制に問題があったとして、教職員全員に対し個人情報の厳重な取り扱いを周知するなど再発防止に努める方針です。