フィリピンで拘束された日本の犯罪グループ「JPドラゴン」のメンバー6人が日本に向けて強制送還されました。
フィリピン入国管理局によりますと、10日朝、首都マニラの収容所から日本に向けて強制送還されたのは、2025年5月に拘束された森廣将人容疑者(38)や山根麟太郎容疑者(27)ら6人です。
6人はフィリピンを拠点に特殊詐欺などの犯罪に関わっている「JPドラゴン」のメンバーで、警察官をかたって日本の高齢者からキャッシュカードを盗んだ疑いが持たれています。
「JPドラゴン」は「ルフィ」などと名乗り、フィリピンから特殊詐欺や広域強盗の指示をしていたとされる男らとつながりがあるとみられ、リーダーとされる吉岡竜司容疑者も、2025年6月にマニラ近郊で拘束されています。