麻薬である大麻リキッドを若干量所持した疑いで、奈良市職員の男がきょう＝１０日、警察に逮捕されました。
警察の調べに対し、容疑を全面的に否認しているということです。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、奈良市保健所に勤務する、２７歳の男です。
男は７月２９日の午後、奈良市内で麻薬である大麻リキッド・約0.684グラムを所持した疑いがもたれています。
警察によると、ことし８月に匿名で「透明のプラスチック容器にリキッドが入っている」とする情報提供があり、それをもとに捜査を進めた結果、男の関与が強まり逮捕に至ったということです。
調べに対し、男は「覚えがありません」と容疑を否認していますが、警察は入所経路や実際に使用したかどうかなど、詳しく調べる方針です。
職員の逮捕について、奈良市は「大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。今後、警察と緊密に連携し、詳細な事実関係の把握に努め、厳正に対処してまいります」とコメントしています。
