山口県上関町の町議会が9日開会し、町長は先月、中国電力から現在検討している予定地での中間貯蔵施設の建設が可能とする調査結果を受けたことを議会に報告しました。
【上関町・西 哲夫町長】
「使用済み核燃料中間貯蔵施設の立地は可能ということでした。また中国電力に対しまして、町議会から要請があれば対応すること。町民へも丁寧に説明することを要請いたしました」
9日開会した上関町議会で、西哲夫町長は冒頭、先月29日に中国電力から使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、予定地での建設が可能との調査結果を受けたと議会に伝えました。
これを受け、議会では10日、全員協議会を開き、議会として中国電力からの説明を受けるかどうかについて協議する予定です。
来週には一般質問も予定されていて、議会として中間貯蔵施設の建設を受け入れるか否かの議論が加速する見通しです。