日本航空の機長の滞在先での飲酒問題で、国土交通省は10日にも日航に対して、厳重注意を行う方針を固めたことがわかりました。
この問題は現地時間の8月28日、ホノルル発JAL793便の機長(64)が社内規定で禁止された滞在先のホテルで飲酒を行ったことが出発前に発覚し、運航便が大幅に遅れたものです。
その後の取材で、飲酒問題を繰り返す日航に対して、国交省はあすにも行政指導にあたる厳重注意を行う方針を固めたことがわかりました。
日航では2024年に起きたパイロットによる飲酒問題を受け、再発防止策を進めていましたが、国交省はさらなる対策が必要と判断したものとみられます。