9月9日は「救急の日」です。
福岡県筑紫野市では、医師などが救急車の適切な利用を呼びかけました。
9日午前に行われた活動には筑紫医師会の医師や看護師など約20人が参加し、救急車を要請する際のポイントなどが書かれたガイドを配布しました。
県内の去年の救急車の出動件数は約27万8000件、福岡市では過去最多の10万181件で、そのうち45%が入院の必要がない軽症者だったということです。
◆筑紫医師会 末安禎子 理事
「軽症の方が(救急車を)利用されると、重症の方が必要な時に利用できない。『#7119』(救急相談窓口)を有効に利用し、とっさの時に備えてほしい」
10月1日にマイナ保険証を救急隊が読み取って円滑な処置などにつなげる「マイナ救急」が全国一斉で始まるため、医師会は「登録を早めに行ってほしい」としています。