世界バドミントン選手権で3度目の優勝を果たした山口茜選手が、所属する再春館製薬所で優勝を報告した。山口選手は「まだまだ向かっていく立場で頑張っていきたい」と今後の活躍を誓った。

日本人初 世界バド女子シングルス3度優勝

世界バドミントン選手権の女子シングルスで、日本人初となる3度目の優勝を果たした山口茜選手。9月3日は所属する再春館製薬所で大会優勝の報告を行い、くす玉を割って喜びを分かち合った。

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山口選手は「改めてたくさん応援してもらっていることを実感をしたし、すごく温かく出迎えてもらい、うれしい気持ちとありがたい気持ち」と、今回の喜びを語った。

世界選手権を三度制したのは女子シングルスでは史上2人目で、日本人では初の快挙。山口選手は「世界ランキングで見ても、上の選手には実力的にまだまだ及んでいないと感じる。まだまだ向かっていく立場で頑張っていきたい」と話した。

山口選手は中国マスターズに向け調整を行うという。

ペア解消の志田千陽・松山奈未ペア

また、女子ダブルスで銅メダルを獲得し、ペアの解消を発表している志田千陽・松山奈未ペアはビデオメッセージで感謝の気持ちを伝えた。

志田選手は「ずっと悔しい思いをしていた世界選手権を、最後銅メダルで締めくくることができた。ここまでたくさんのサポート、応援ありがとうございました」とメッセージを送った。

松山選手も「今後は2人、別々の道とはなりますが、それぞれへの温かい応援を今後ともよろしくお願いします」とコメントした。

志田選手はオリンピック2大会連続銅メダルの五十嵐有紗選手と新たなペアを組み、香港オープンに出場する予定。また、松山選手は、全日本社会人選手権大会に混合ダブルスで出場するという。

(テレビ熊本)

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