自民党内で総裁選の前倒しをめぐる動きが本格化しています。
自民党・遠藤利明元総務会長:
もし総裁がけじめをつけないとなれば、それは総裁選挙を前倒した方が私は正しいんだろうと思うし、その時にはそういう判断をさせていただきたい。
自民党・旧谷垣グループの遠藤利明元総務会長は4日午後、自身に近い国会議員のグループ8人と国会内で会談し、「自民党総裁の最大の仕事は衆院・参院選に勝つこと」としたうえで、「2つの選挙に負けた責任を負って総裁がケジメをつけるべき」と述べ、石破首相が辞任しない場合には、8日に行われる意思確認手続きで総裁選の前倒しを要求する考えを示しました。
また、菅副総裁に近い国会議員5人も国会内で会合を開き、総裁選の前倒しをめぐり意見交換を行うなど、自民党内では今後もこうした動きが活発化していくものとみられます。