東京・荒川区の住宅街で自転車が大きく膨らみながら曲がり、車のドアに衝突した。自転車の男性は振り向かずに走り去ったという。警察は、自転車による当て逃げとみて捜査している。

納車から3カ月…新車のドアに擦り傷が

自転車と車の接触事故の瞬間を、カメラが捉えた。事故があったのは8月23日、東京・荒川区の住宅街だ。

(ポリニシアン4号)
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路地を抜け交差点に差し掛かったその時、自転車が大きく膨らみながら曲がってきた。
撮影者は「ずいぶん勢いよくオーバーラン的に入ってきたなと。当然ぶつかる速度だなと感じた」と当時の状況を語った。

横を通り抜けようとするが、ドン!ドン!と衝撃音が響く。自転車は運転席のドアに接触すると後部座席のドアにもぶつかったという。

(ポリニシアン4号)
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納車からわずか3カ月だという新車のドアには、擦り傷が確認できる。事故直後、接触した自転車は、撮影者の方を振り向くことなく自転車を立て直し、ペダルに足をかけたという。

当時の状況について、「感覚的に逃げられるなって感じがあった」と撮影者は話す。

警察は当て逃げとして男の行方を捜査

撮影者が「おい!おい!おい!ちょっと待て!」と制止するも、自転車は現場からそのまま去っていった。

撮影者は走って追いかけるが、逃げる自転車を見失ってしまったという。「40代くらいなのかな、男性。サングラスをしていた。ぶつけたら逃げないですよね…」。

警視庁は、当て逃げとみて自転車に乗っていた男性の行方を追っている。
(「イット!」9月2日放送より)

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