大分県佐伯市に住む60代の男性が約301万円をだまし取られるSNS型投資詐欺被害にあったことが分かりました。

警察によりますと、2025年4月上旬、男性はスマートフォンでYouTubeの動画を閲覧していたところ、投資に関する内容の広告が表示され、男性が広告にアクセスすると、LINEの友達申請の手続きとなり、投資の先生を名乗る男やその男のアシスタントを名乗る人物などとやりとりをするようになりました。

男性はその投資の先生を名乗る男から投資を勧められアドバイスを受けながら株を購入すると、利益を得ることができました。

その後、投資の先生を名乗る男から外資口座の担当を名乗る男を紹介され、その男から送られてきたURLのサイトで株の取引を行い、投資資金として指定された口座にお金を振り込むと、そのサイト内で利益が出たことから、男性は外資口座の担当を名乗る男の話を信用するようになり、合計4回にわたりインターネットバンキングで約301万円を送金し、現金をだまし取られる被害にあったということです。

警察は「SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口で金を振り込む前に家族や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

テレビ大分
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