福島市で8月26日、帰宅中の夫婦が乗る車の前を走る車が、交差点で停止線を越えて停車した後、急にバックをしたり蛇行したりするなど危険な運転を繰り返した。夫婦は110番し、ドライブレコーダー映像を警察に提出した。
バック&蛇行…夫婦が危険な運転を繰り返す車に遭遇
カメラが捉えたのは、突然バックで迫ってくる車だ。車内では、「早く警察!110番してってば!」と叫ぶ声が響いた。

撮影者の前を走る車が車線をまたぎながらノロノロと進み、ドアを開けるなど危険な運転に遭遇した。恐怖の2分間だ。
8月26日午後10時半過ぎ、撮影者の夫婦は、自宅へ帰宅途中だったという。
撮影者は「こっちに寄りすぎじゃね?」と前を走る車の異変に気づいた。

隣の車線を車がセンターラインギリギリを走り、猛スピードで追い抜いていく。交差点で追いつくと、停止線を大きく超えた位置で止まっていた。
すると、次の瞬間、突然目の前にバックしてきたのだ。
「バックしてきた。あぶねえあぶねえ」と驚く撮影者。「こちらが危ないってぶつかるってクラクション鳴らしたことによって、また急な勢いでバックして」と、当時の状況を語った。
そして、走り出したかと思いきや、交差点を過ぎたあとまた停車した。あまりの異変に「警察!警察!警察!おかしいって!」と叫ぶ声も。
その後も急ブレーキを繰り返し、車線をまたぎながら進むと、運転手が突然ドアを開けた。
身の危険を感じた夫婦は、その場で110番通報
撮影者は「恐怖を感じたので、具体的な言葉はわからなかったが、何か怒鳴っている声はわかりました」と話す。

身の危険を感じ、その場で110番通報。警察が「何がありました?」と聞くと、「私の前に止まってて、バックしたり、ぶつけそうになっている」と焦るように答えた。
その後、この車は何事もなかったかのように右折して行った。
撮影者によると、運転していたのは40代から50代の男性だったという。
撮影者はそのまま警察署に行き、ドライブレコーダーの映像を提出したという。
(「イット!」9月2日放送より)