千葉市で8月29日、ワゴン車が歩道に乗り上げ住宅に衝突し、変圧器を倒して停電が起き、一時約4000世帯に影響が出た。ワゴン車はフロントがむき出しになるほど大破したが、けが人はいなかった。

「地震のようなドン!」という音

8月29日朝、千葉市の住宅街でカメラが捉えたのは、歩道に突っ込んだ黒いワゴン車だ。

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フロント部分は中がむき出しになるほど壊れ、バラバラになったパーツが歩道に飛び散っていた。

住人は「地震のようなドン!って盛り上がる音がして、その後バリバリバリって」と当時の状況を語った。

警察に「車が住宅に衝突した」と通報があったのは、8月29日の午前5時半頃だ。

ワゴン車が歩道に乗り上げ、目の前にある住宅に衝突した。単独での事故でけが人はいなかったが、周囲の住人に思わぬ影響が出ていた。

歩道に乗り上げた際に変圧器なぎ倒す「全員電気止まった」

住民は「ここの町内全部停電したみたいです。全員電気が止まった。クーラーも止まって何もできない状態」と話す。

ワゴン車は歩道に乗り上げた際に、変圧器をなぎ倒していたのだ。東京電力によると、千葉市中央区では停電が起き、一時約4000世帯に影響が出たという。

警察は事故の詳しい原因を調べている。
(「イット!」8月29日放送より)

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