タクシーに無賃乗車したとして、仙台市の47歳の無職の男が詐欺の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは仙台市若林区に住む無職の男(47)。
警察によると、男は7月29日夜から翌30日午前0時すぎにかけて、仙台市泉区から若林区の自宅周辺までタクシーに乗車した。
目的地に到着後、男は運転手に対して「財布を取ってくるから、ここで待っていてくれ」などと嘘の説明をした上で、乗車料金約5800円を支払わず、そのまま姿をくらましたという。
男がなかなか戻ってこないことを不審に思ったタクシー運転手が110番通報。警察がタクシーのドライレブコーダーや付近の防犯カメラの映像などを解析した結果、男の身元を特定し、事件から約1カ月後の9月2日、逮捕に至った。
調べに対し、男は「酒を飲んでいて、金を払うのを忘れただけだ」などと話し、容疑を否認しているという。
警察は、余罪の有無などを詳しく調べる方針だ。