インドネシアでは反政府デモが激しさを増し、閣僚や国会議員の自宅が襲撃される事態となっています。
8月25日以降、国会議員の高額な手当に反発するデモが拡大し、各地では一部の市民が暴徒化して放火や略奪行為が相次いでいます。
さらに、財務相や議員の自宅が襲撃され、家財道具が盗まれる被害も発生しています。
ロイター通信によりますと、これまでに少なくとも5人が死亡したということです。
プラボウォ大統領は8月31日、暴徒化した市民について「厳重に対処する」と述べる一方で、議員手当を見直す方針を表明しました。
ただ、事態が収束するかどうかは依然として不透明です。