◆ロサンゼルス・ドジャース 5ー4アリゾナ・ダイヤモンドバックス 8月31日(日本時間9月1日午前5時10分試合開始、ドジャースタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは8月31日(日本時間9月1日)、ホームでダイヤモンドバックスと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場した。

前日のダイヤモンドバックス戦で大谷は3打数無安打1四球。チームも1-6で敗れ、連敗を喫した。

ナ・リーグ本塁打王争いは、28日に驚異の1試合4本塁打をマークしたシュワーバー(フィリーズ)が、大谷に4本差をつけて単独トップに立っている。

ドジャースの先発は今季11勝8敗・防御率2.90の山本由伸投手(27)、一方のダイヤモンドバックスは今季12勝8敗・防御率5.24のファット投手が先発した。

1回裏の第1打席、大谷はカウント1-1で3球目の真ん中低めシンカーを打ってライト前ヒットで出塁。2番ムーキー・ベッツがヒットで続き無死1、2塁となると、3番フリーマンがセンターオーバーのタイムリー二塁打。2塁から大谷が還って今季124打点目を挙げ、ドジャースが1点を先制した。さらに無死2、3塁となって4番パヘスのショートゴロの間にもう1点が入り、2-0とした。

2回裏2死1塁で大谷の第2打席、カウント1-2で5球目の外角低めカーブを空振りして三振。

3回までいずれも三者凡退に抑えた山本だが、4回表に2本のヒットを打たれて2死1、2塁となり、5番デルカスティーヨにタイムリーが出てダイヤモンドバックスが1点を返す。

4回裏2死1、2塁で9番ロハスがライトへタイムリーを放ちドジャースが1点を追加。2死1、3塁となって大谷の第3打席、カウント1-1で3球目の外角低めカーブを捉えた打球はライト正面へのライナーとなりアウト。

5回裏1死2塁で4番パヘスがレフトへタイムリーを打って1点が入り、ドジャースが4-1とリードを広げたところで、ダイヤモンドバックスはフォートから2番手ガルシアに継投した。

7回裏の先頭で大谷の第4打席、カウント1-0で2球目の内角シンカーを逆方向へ打ち返したが、伸びはなくレフトフライに倒れた。

山本は7イニング、打者25人に98球を投げ、被安打4、奪三振は今季最多タイの10、失点1の好内容で、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、8回表、2番手のスコットが2死から連打を浴び、1、2塁に走者を置いて3番キャロルに左中間スタンドへスリーランホームランを浴びてダイヤモンドバックスが4-4の同点に追いつく。山本の12勝目はなくなった。

9回裏、先頭の8番代打ウィル・スミスが、ダイヤモンドバックス3番手カーティスから左中間スタンドへ劇的サヨナラソロホームラン。ドジャースが5-4で勝利し連敗を脱出した。

大谷は4打数1安打、得点1、三振1の成績だった。

プライムオンライン編集部
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