イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマス軍事部門の上級幹部である報道官を殺害したと発表しました。
イスラエル軍は、ガザ北部の中心都市ガザ市で8月30日、集合住宅に行った空爆によりハマスのアブ・オベイダ報道官を殺害したと発表しました。
オベイダ報道官は顔を隠してハマスの声明を発表していたことから「覆面の男」として知られ、ガザ地区内で最後の上級幹部とみられていました。
一方、ハマスはこれまでのところオベイダ氏の死亡について声明は発表していません。
また、イスラエル軍のザミール参謀総長は「残るハマス指導部の大半は海外に潜伏しているが、彼らにも必ず手を下す」と述べ、ハマスへの圧力をさらに強めていく方針を示しました。