横浜市の郵船クルーズが運航するクルーズ船「飛鳥3」が、8月30日に高松市の高松港に初めて入港しました。

「飛鳥3」は全長230メートル、総トン数は5万2265トンです。この船は7月に就航したばかりで、四国地方の港に入港するのは初めてです。

◆乗客は「夏の高松・熊野クルーズ」のツアー客

ツアーの一行は県内の観光地を巡ります。31日午後4時30分頃には、高松商業高校が書道パフォーマンスを披露し、出航を見送る予定です。飛鳥3は「夏の高松・熊野クルーズ」のツアー客を乗せ、8月28日に横浜を出港後、高松港に寄港したものです。

◆高松出港後は「熊野三山」の海の玄関口 和歌山・新宮港へ

「飛鳥3」は31日午後5時ごろ、高松港を出港しました。この後、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」がある「熊野三山」の海の玄関口、和歌山県南部の新宮港を経由し、9月3日に横浜に戻る予定です。

市の発表によりますと、新宮港には1日朝入港予定で、午前9時から歓迎イベントが行われます。雅楽などが披露されるほか、地元物産の販売店舗も開設されるということです。

※「飛鳥3」の”3”はローマ数字が正式表記です。

岡山放送
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