8月21日に台風12号が鹿児島県に上陸し、鹿児島県南さつま市では浸水した住宅から出る災害ごみで処理施設があふれています。

そんな中、地元の高校生が全校生徒によるボランティア活動を29日から行うことになり、猛暑の中、分別作業などに力を発揮しました。

8月21日、台風12号が鹿児島県に上陸し、南さつま市などで大雨となりました。

南さつま市の加世田内山田地区では、多くの家屋が床上まで浸水し、家具や家電などが使えなくなり、大量の災害ゴミが発生していて、回収や分別が追いついていない状況です。

林佳伸記者
「こちらでは、鳳凰高校の生徒たちが災害ごみの分別作業に汗を流しています」

29日午前、ボランティアに参加したのは、南さつま市の鳳凰高校の3年生46人です。

「被災した人たちの力になりたい」と生徒たちが自ら声を上げ、今回の活動が実現しました。

鳳凰高校の生徒らは、29日午前から災害ごみの分別に取りかかりました。

「瓶を集めようか、瓶をこっちに入れよう」

生徒らは運び込まれた大量の災害ごみを分け、決められた場所へと運び出していきます。

炎天下でも仲間と声をかけ合いながら、懸命に手を動かしていました。

災害ボランティアに参加
「初めて参加するのでやってみたいなと思って参加した。地域のために積極的に参加するのが一番だと思う」
「(災害ごみを見ると)ちょっとむなしい感じになる。一つ一つ家族の思い出が詰まっているものなので台風や災害でなくなるとなったら悲しい」
「写真とかが捨ててあったので、思い出が捨てられるというのは嫌だなと思った」

一緒に作業を行った市の職員からは感謝の言葉が。

南さつま市 介護支援課・相星哲治さん
「地元の高校生たちが活動を手伝ってくれること、ボランティアに携わってくれることを本当に市としてもありがたいと感じている。これからの若い力に期待をしたい」

29日は3年生76人がボランティアに参加し、9月1日には2年生209人、2日には1年生が参加する予定だということです。

みなさんボランティアをしながらいろんなことを感じたようですが、8月8日の大雨、台風12号関連の災害ボランティア情報をまとめたのでお伝えします。


・南さつま市
募集は県内在住、または通勤・通学する方。活動内容は泥だし、家財などの運び出し。
受付は午前9時から10時まで。ただし9月1日から4日までは受付を休止するそうです。

・霧島市
募集は県内在住者。活動内容は家具運搬、土砂撤去など。
受付は国分総合福祉センターで、午前9時から11時まで。9月からは受入日が水曜・金曜・土曜・日曜に変更されるということです。

・姶良市
募集は県内在住者、内容は荷物の運び出し、泥だしなど。
9月からは受付場所が姶良市社会福祉協議会に変わります。受付時間は午前9時から午後1時まで、受入日は火曜・木曜・土曜・日曜です。

・鹿児島市
募集は鹿児島市内に在住、または通勤・通学する方。
鹿児島市ではボランティアの受付を30日でいったん終了します。
受付場所はかごしま市民福祉プラザ4階です。

鹿児島テレビ
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