鹿児島市本港区エリアの県有地、住吉町15番街区活用の公募を巡り、唯一応募があった鹿児島国際観光へのヒアリングが、31日、非公開で行われました。

鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区の県有地は、ホテルや大規模な会議場などの建設を前提に貸し付けが予定されています。

8月8日までの公募には、鹿児島サンロイヤルホテルを運営する鹿児島国際観光1社のみがホテルの新築移転のため応募していました。

31日のヒアリングは非公開で行われ、県によりますと大学の教授や県の職員らからなる評価委員が、先週、鹿児島国際観光が公開プレゼンの場で示した提案に対し、出資計画、スケジュールなどの詳細を確認したということです。

県観光・文化スポーツ部 東俊浩PR観光企画監
「肯定的な『中身について期待ができる』、『素晴らしい提案ありがたい』という意見があった一方で、『説明の具体性に欠ける』、『中身を工夫した方がいいのではないか』と指摘するような意見もあった」

評価委員会では、31日のヒアリングを踏まえて調整を行った上で、最優秀提案者を9月5日までに選定する方針です。

県は今後、ここでの評価や議会での議論を経て、10月ごろをめどに事業者を正式に決める方針です。

鹿児島テレビ
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