6月以降 市内39カ所で108本被害

仙台市内を中心に公園の車止めとして設置されている金属製ポールが大量に盗まれている事件で、被害総額が650万円に上ることが分かった。
さらに、泉区の公園2カ所でも新たに4本の盗難が確認された。

仙台市によると、6月16日から8月27日までに発覚した被害は市内39カ所の公園や緑地で計108本。
盗まれたポールはステンレス製が多く、1本あたりの再設置費用は6万円で、被害総額はおよそ650万円に上るという。

泉区で新たに4本盗難

さらに8月28日、新たに泉区松森の新田八沢公園と明神公園で、計4本のポールが抜き取られているのが確認された。

市は警察に被害届 9月中旬までに全公園を点検

仙台市は警察に被害届を提出。
安全対策として、被害があった箇所には安全コーンを設置しているほか、9月中旬までに市内すべての公園で被害状況を確認し、順次ポールを再設置する方針だ。
盗難被害は富谷市の公園でも確認されている。

仙台放送
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