北朝鮮の金正恩総書記が、特殊作戦の訓練基地を視察し、狙撃兵と特殊部隊の強化を指示しました。
朝鮮中央テレビは、金総書記が27日、特殊作戦の訓練基地で狙撃手と話す画像などを放送し、狙撃部隊と特殊作戦部隊を現地指導したと報じました。
金総書記は、国防科学院が設計・開発した新型の狙撃銃の性能を評価したうえで、「専門狙撃手部隊を大幅に強化するのが重要な課題」だとして、新たに狙撃手養成所の設立を党の中央軍事委員会で検討する考えを示しました。
また、特殊作戦部隊の訓練も視察し、「特殊作戦武力を最強の戦闘集団に武装させることが急務だ」と指示したということです。
金総書記は、ロシアを支援するためにウクライナに派兵後、特殊作戦部隊の訓練現場を頻繁に訪れ、戦闘力の強化を強調しています。