警察官の通信指令と現場対応の技術を競う大会が県警本部で行われました。
「至急至急、あおばから駅前1」
「至急至急、駅前1です、どうぞ」
この大会は、警察官の無線を使った指令と、現場の初動対応能力の強化を目的に毎年行われているものです。
8月25日は、県内24の警察署が参加し、署員が通信指令側と現場対応側に分かれ、「質屋で強盗があり、刃物を持った犯人が逃走した」想定の事件を対応しました。
通信指令側
「事件性あるのであれば被疑者の人着、逃走方向、被疑者逃走手段等、あおばまで速報されたい、どうぞ」
指令に対し、現場は通報者の対応を行い、当時の状況や犯人の特徴などを細かく聞きとることが求められます。
仙台東署 巡査
「大会で学んだことがたくさんあるので、現場でも同じように早く聴取して、それを警察署や本部に速報することを心がけて頑張りたい」
仙台中央署 巡査部長
「初動を対応する警察官に的確で迅速な指示を行うことが大切だと思う。これからはそれを重点としてやっていきたい」
今回の大会で優秀な成績を収めた警察署は、9月の全国大会に出場します。