8月16日に高松市十川西町にある飲食店で食事をした3人が腹痛や下痢などの食中毒症状を訴えました。高松市保健所はカンピロバクターによる食中毒と断定し、店を8月26日から3日間、営業停止の処分にしました。

営業停止の処分になったのは、高松市十川西町にある「快食酒房 馬車屋」です。高松市保健所によりますと、8月16日(土)にこの店を利用した12人のグループのうち、3人がその後腹痛や下痢などの症状を訴えたということです。

保健所が調べたところ、3人の便から食中毒を引き起こす細菌の「カンピロバクター」が検出されたということです。保健所は3人に共通する食事がこの店のメニューのみだったことなどから、店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、「快食酒房 馬車屋」を3日間の営業停止の処分にしました。

3人はいずれも入院せず、おおむね快方に向かっているということです。保健所では食肉は中心部まで十分に加熱することなどを呼びかけています。

(献立内容)
・トリ肝さし
・焼き鳥
・親鳥のガーリック炒め
・軟骨唐揚げ
・マグロ刺身
・サラダなど

岡山放送
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