岡山市が進める路線バスの再編計画について、市は2025年度、新たに4つの路線で小型車両で郊外を走る「支線バス」の運行を開始すると発表しました。
2025年4月に運行を開始した妹尾・北長瀬線に続いて運行が始まるのは、妹尾・岡南線、高島・旭川荘線、高島・備前原線、東山・操南台団地線の4つの路線です。
岡山市は、利用者の多い市内中心部のバス路線を集約し、利用者の少ない郊外の路線を「支線」として、小型の車両を使って路線バスを運行する再編計画を進めています。
市が、車両の購入やバス停の整備などを担い、運行を民間の事業者に任せる「公設民営」方式で進め、岡山発のモデルとして注目されています。
4つの路線のうち南区のJR妹尾駅と築港新町を結ぶ妹尾・岡南線は1日19便で、来月15日から運行が始まります。
そのほかの路線は、10月1日から運行します。岡山市は、2027年度にかけて、10の方面の17路線で再編を進めることにしています。