聴覚に障害がある人の国際スポーツ大会、「デフリンピック」が2025年11月に開かれるのを前に大会をPRするキャラバンカーが8月26日、美作市に到着しました。8月30日まで岡山県内を巡回します。
聴覚障害者のスポーツの祭典、「デフリンピック」は4年に一度開かれる国際大会で2025年11月に東京などで開催されます。大会をPRするため、キャラバンカーは全国各地を巡回していて、26日から岡山県内を回ります。
美作市役所1階の多目的スペースではデフリンピックの競技や歴史が紹介され、東京大会のメダルのレプリカも並びます。このほか美作ろうあ協会による手話教室も開かれ、訪れた人が身近な手話に挑戦しました。
(訪れた人)
「教室に参加したが、これはやる価値があるし、楽しい。手話講師が笑顔でやっていて手話をやると笑顔になるのでは。」
(岡山県聴覚障害者福祉協会 美作支部 池上誠代表理事)
「デフリンピックのことだけでなく聞こえない人の生活や手話についても理解が広がってほしい。」
今回のデフリンピックは100周年の記念大会で日本での開催は初めてです。岡山県からは陸上の男子走高跳、男子400メートルハードル、女子デフサッカーの合わせて3選手が出場します。
キャラバンカーはこのあと真庭市や津山市、岡山市などを巡り8月31日に香川県に入ります。