航空自衛隊のT-4練習機が長崎空港で離着陸訓練を行いました。
長崎での訓練は初めてです。
KTN記者
「航空自衛隊のT-4練習機が長崎空港へ。着陸してすぐに離陸するタッチアンドゴーの訓練を行っている」
長崎空港で訓練飛行を行ったのは、福岡県の航空自衛隊春日基地所属のT-4練習機、1機です。
訓練は災害などに備え、空港周辺の地形に慣れ、安全に離着陸できるように実施されました。
26日午前9時45分頃春日基地から飛来したT-4練習機は、連続離着陸訓練を2回行ったあと、再び春日基地へ飛び立ちました。
T-4は1988年の配備以降、基本操縦課程の訓練で使われている国産の練習機で、2025年5月には愛知県のため池に墜落する事故を起こし、乗っていた隊員2人が死亡しました。
防衛省は事故を受け、一時、訓練飛行を中止していましたが(~6月13日)、機体の特別点検などを実施し順次再開していました。
T-4練習機が長崎空港で訓練するのは初めてです。
練習機を見た人
「旅客機よりも迫力があってすごかった」
「小さいのにスピード、パワーがあった」
「訓練だろうが少しこわい気分になった」
「防衛という意味では必要性はあると思うが、近隣の住民に影響がないようにしていただきたい」
防衛省は、今後の訓練飛行について「訓練の状況をかんがみて決めていく」としています。