全農長崎の会長などが知事を訪問し、米の生産コストが上がっている苦しい現状を伝えて支援を求めました。
県庁を訪れたのは全農長崎の会長など12人です。
8月に出荷が始まった早期米「つや姫」と「コシヒカリ」を大石知事に手渡しました。
早期米の出来栄えは上々ですが、秋に収穫される普通期米の生産は夏場の高温や燃油高で生産コストが上がっているとして、厳しい現状を大石知事に訴えました。
壱岐市農業協同組合 川崎裕司 代表理事組合長(※「崎」は「たつさき」)
「消費者の皆さんと生産者の皆さんの価格が折り合うところをしっかり見つめて、最低でも再生産できる金額がほしい」
政府は備蓄米の販売期限を8月末から延長し、9月以降も販売できるようにする方針です。
米の価格は安定する見通しですが、生産コストは高止まりしています。
大石知事は「販路の開拓など国と連携して生産者を支援したい」と話しました。