「飲酒運転撲滅県民大会」が福岡県北九州市で開かれた25日、市職員の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたことを受け、市が緊急の幹部会議を開きました。
◆北九州市 武内和久市長
「市民の命と安全を守る市役所が、誰よりも率先して襟を正していかなければならない市の職員がこのような事件を起こしてしまった、これは痛恨の極み」
北九州市役所で26日午前に開かれた緊急会議には、武内市長をはじめ約30人の幹部が集まりました。
緊急会議は「飲酒運転撲滅県民大会」が開催された25日に八幡西区役所保健福祉課の担当係長、重信昌容疑者(52)が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたことを受けて開かれました。
市職員の飲酒運転をめぐっては、8月4日にも西戸畑保育所の保育士が現行犯逮捕されています。
市は今後、第三者を含めた緊急飲酒運転撲滅対策会議を立ち上げ、1カ月以内に最初の対策を取りまとめる方針だということです。