広島市安佐南区の自宅で同居する80代の母親の遺体を放置したとして死体遺棄の疑いで逮捕・送検された50代の男性について、広島地検は25日付けで不起訴処分としました。
不起訴となったのは、広島市安佐南区に住む無職の58歳の男性です。
男性は今年3月ごろからおよそ5カ月の間、同居する86歳の母親の遺体を自宅に放置した疑いで今月、逮捕・送検されていました。
男性は警察の調べに対し「死者は母親です」と容疑を認めていました。
警察によりますと遺体には目立った外傷などはなかったということです。
広島地検は「情状全般を考慮した」として男性を25日付で不起訴処分にしました。