8月23日、新潟県柏崎市で極早生品種・葉月みのりの新米の販売が始まりました。去年よりも価格は上がったものの、待ちわびた新米を多くの人が買い求めていました。
【リポート】
「炎天下の中、新米を買い求めようと、多くの人で行列ができています」
【列に並ぶ人】
「(Q.暑いと思うが?)でも、お米のためなら大丈夫」
23日、柏崎市の農産物直売所で多くの人が買い求めようとしていたのは、極早生品種・葉月みのりの新米です。
【愛菜館 村田貴宏 店長】
「いち早く販売される新米を柏崎刈羽管内から出せるということで、すごく期待がある。今年もお米の価格が上がっているということなので、消費者の方に理解していただけるかどうか心配もある」
その価格は5キロ4080円。去年よりも1200円高くなっていますが、店長の心配とは裏腹に開店と同時に販売スペースには人だかりができていました。
【リポート】
「お米がどんどん追加されていきます」
【従業員】
「(Q.売れ行きはどう?)すごい、きょうは。売れ行きは去年とは違う」
高温少雨の影響で初検査では2等米という評価を受けた葉月みのり。味に影響がないことを伝えようと、店内には試食コーナーも設けられていました。
【お客】
「おいしい。香りがいい」
【お客】
「今までずっと4000円以上のお米を買ってきているので、新米だし、おいしいし、農家のことを考えたら今までが安かったのかなという気持ちはある」
【お客】
「(Q.値段が上がったのはどう?)まぁ、許容範囲かなという感じだけど、もうちょっと安いといい。ちょっと高いかな」
価格の受け止めは様々ですが、中には12袋買い求める人の姿も…販売の初日は値上げの影響よりも新米への期待の方が上回ったと言えそうです。