物価高が続く中、プライベートブランドを強化する狙いとは。

イトーヨーカ堂は、低価格帯のプライベートブランド「セブン・ザ・プライス」の新商品19アイテムを25日から順次販売します。

「セブン・ザ・プライス」は包装資材を簡素化し、物流コストを効率化することで国内メーカーの商品より最大で2割ほど安い価格帯を狙って開発されています。

新商品にはツナ缶や花かつおなどの購入頻度の高い商品を投入するほか、ブロッコリーやカットほうれん草などの冷凍野菜は価格を変えずに内容量を増やすなど、定番商品のラインアップを強化し顧客の来店回数を増やす狙いです。

買い物客は「味や成分が変わらないなら、こだわりがなければ安い方を多分も手に取ると思う」と話しました。

イトーヨーカ堂は、今後もアイテム数を増やしていく方針で、2025年度は前の年度に比べて150%の売り上げを目指すとしています。

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