名鉄広見線の新可児駅から御嵩駅の区間の存続・廃止について協議していた可児市・御嵩町・八百津町は、車両や線路の維持の費用を自治体が負担する「みなし上下分離方式」で、存続を目指す方針を決めたと明らかにしました。
2010年度以降、御嵩町と可児市であわせて年間1億円の財政支援をしていますが、名鉄から「今の方式での運行の継続は難しい」と対応を迫られ、バスへの転換も含めて検討を進めていました。
今後、名鉄と協議を進めるとともに、国の補助金などの適用を目指しますが、3市町は協議によっては、依然廃線の可能性もゼロではないとしています。