8月21日から長野県軽井沢町で静養中の上皇ご夫妻が、23日、ゆかりの大日向地区を訪れ、手をつないで、キャベツ畑を散策されました。軽井沢で静養するのは1年ぶりで、8月29日まで滞在される予定です。
手をつないでキャベツ畑を散策
23日、青空が広がった軽井沢町。
大日向地区を訪れた上皇ご夫妻は、手をつないでキャベツ畑の散策を楽しまれました。

上皇さまが「良く育ってるみたいね。このへんもずいぶん乾燥しているから少し(水を)まいたのかも知れない」と話されると、上皇后さまは「そうですね」と応じられていました。
長年、思いを寄せられてきた「大日向」
今年(2025年)は戦後80年。
大日向地区はかつて旧満州・現在の中国東北部に渡り、戦後、引き揚げた人たちが開拓した所です。

そうした歴史を背景に、上皇ご夫妻が長年、住民と交流されて来たことを知る地元の人たちは、「お体の調子が整わない中でもこうして毎年来てくださってうれしい限りです」、「いつまでも長生きしていただきたいですね」と話していました。

上皇ご夫妻が軽井沢で静養するのは1年ぶりで、8月29日まで滞在される予定です。
(長野放送)
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