フィリピンで起きた日本人射殺事件で、警視庁が、首謀者とされる日本人の特定に向けて捜査を始めたことがわかりました。
この事件はフィリピンの首都マニラで15日、東京都内に住んでいた佐鳥秀明さん（53）と中山晃延さん（41）がタクシーを降りた際に拳銃で撃たれて殺害され、フィリピン人の兄弟が殺人などの疑いで現地当局に逮捕されたものです。
2人の供述などから複数の日本人が関与した疑いがあるとみられ、警視庁がトクリュウの可能性も含めて、首謀者の日本人の特定に向けて捜査を始めたことがわかりました。
組織内で起きたトラブルの可能性も視野に、警視庁は今後、捜査を進める方針です。
