石破首相が急きょ、首相経験者のもとを“アポなし訪問”しました。
石破首相は25日午前、国会内にある岸田前首相の事務所を訪れて10分ほど会談しました。
先週開かれたTICAD(アフリカ開発会議)で議長代理を務めた岸田氏に対し、直接謝意を伝えたということです。
また、これに先立ち、日韓議員連盟の会長を務め、韓国・李在明(イ・ジェミョン)大統領との首脳会談の実現に尽力した菅元首相の事務所も訪問しました。
菅氏は不在でしたが、秘書を通じてお礼を伝えました。
“石破おろし”の動きを巡っては、自民党の総裁選挙管理委員会が27日、再び会合を開く予定です。
不透明な政治情勢が続く中で首相経験者と接触した形ですが、いずれも石破首相が急きょ、訪問を決めたものだということです。