東京・足立区の空き家が危険な状態であるとして25日、区が建物を撤去する行政代執行の手続きを開始しました。
行政代執行が実施されるのは、4年前から空き家となっている築46年の2階建てのアパートです。
老朽化でベランダが倒壊するなど近隣に危険が及ぶとして、区が建物を解体、撤去することになりました。
撤去にかかる約410万円の費用は所有者に請求するということです。
足立区都市建設部・渡辺隆史開発指導課長:
(特定空き家もそうですが)予備軍というものもありますので、そういったものも随時、我々のほうで対応していきたい。
足立区内には1000を超す空き家があり、危険な状況などにある特定空き家は15件だということです。