アメリカのトランプ大統領は、薬物使用疑惑などで野球殿堂入りの資格を失ったロジャー・クレメンス選手の資格の回復を求めました。
トランプ大統領は24日、自身のSNSで「23日にロジャー・クレメンス氏とその息子とゴルフをした」と明かしました。
その上で「クレメンスは、メジャーリーグで354勝を挙げ、年間最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞を7回受賞した」などと投稿し、現役時代の功績をたたえました。
さらに、クレメンス氏の薬物使用疑惑について「陽性反応を示したことはなく証拠は一切ない」と説明。
野球賭博で永久追放となり死後に野球殿堂入りの資格を回復したピート・ローズ氏を例に挙げ、「そのようなことは絶対に許さない」「今すぐ殿堂入りさせろ」と呼びかけました。
クレメンス氏はメジャーリーグのレッドソックスやヤンキースなどで24年間プレーし、通算354勝、奪三振数は歴代3位という成績を残していますが薬物使用疑惑を背景に2022年に野球殿堂入りの資格を失っています。