アメリカ・ニューヨーク州西部で、「ナイアガラの滝」の観光を終えたバスが横転し、乗客5人が死亡したほか、子どもを含む数十人が重軽傷を負いました。
現地警察によりますと22日昼すぎ、ニューヨーク州ペンブロークの高速道路で乗客乗員54人が乗った観光バスが路肩に横転しました。
この事故で乗客5人が死亡したほか、1歳から74歳までの乗客など数十人が重軽傷を負いました。
観光バスは、インドや中国、フィリピンなどからの観光客を乗せ、カナダとの国境にあるナイアガラの滝での観光を終えてニューヨーク市内に戻る途中で、乗客らの多くがシートベルトをしていませんでした。
日本人の被害は確認されていません。
警察は、運転手がよそ見運転をしているうちにバスが中央分離帯に接近し、その後急ハンドルを切ったことが横転した原因とみて、当時の状況などを詳しく調べています。