22日、神埼市で介護の技術を競うコンテストの九州大会が開かれ、福祉を学んでいる高校生たちが日頃の学習の成果を披露しました。
「手と足に力を入れながらこのように移りましょう。私と一緒にお願いします。せーの!」
このコンテストは福祉を学ぶ高校生の介護技術を高めることなどを目的に2014年から開かれているものです。
12回目となる今年は佐賀代表の神埼清明高校など九州8県からそれぞれの代表校が出場しました。
参加者たちは2人1組のチームで車いすを利用している高齢者を居室へ移動させベッドに休ませるという想定の課題に挑戦。
優しく声を掛けたり体を支えたりしながらこれまで培ってきた介護技術を披露したあと、介助をする上で意識した点などについて審査員からの質問に答えていました。
【参加者】
「一番自信があった技術を時間内に終わらせることができなくて悔しいけど、質疑応答は自分が思っているようにできたので悔しいのとうれしいのがある」
【参加者】
「やる前に楽しんでいこうと事前に話していて実際やっているときも笑顔で元気に明るく実践できたかなと思う」
今年は熊本県代表の城北高校が最優秀賞に選ばれ、上位2チームは10月に福島県で開かれる全国大会に出場するということです。