佐賀で暮らしている外国人に日本の文化に親しみ、地域住民と交流してもらおうと浴衣や夏祭りを体験するイベントが大町町で開かれました。

「かわいい、ありがとうございます」
「すごくうれしいです」

このイベントは大町町で日本語教室を運営するボランティア団体が開催したものです。

【おおまちこりすくらぶ 大串祥子さん】
「日本の夏祭りを経験しつつ盆踊りを踊ったり町民の人といろいろ交流してほしいなと思って企画した」

この日は、県内で技能実習生として働くインドネシアやフィリピン、ミャンマーなどから来た約30人が参加。
好きなデザインの浴衣を選び帯の結び方などを習いながら日本人と交流を深めました。

「日本人は方々はこれを自分ひとりで着る?」
「自分ひとりで着る」
「へ〜すごいね」

【外国人】
「浴衣を着るのは初めて。着付けが終わったらどういう形になるのかわくわくしている」
【外国人】
「初めて浴衣を着ます。かわいい服だと思います」
【外国人】
「うれしかった。祭りが楽しみです」

このあと、大町町で毎年開かれる納涼祭りに参加しました。

【外国人】
「おいしい〜」

【リポーター・岩部】
「これから毎年恒例の盆踊りが始まります。みなさんと一緒に踊ってきます」

県内で暮らす外国人の数は去年、過去最多となり、人口約6千人の大町町でも40人の外国人が暮らしています。

【外国人4人】
「また踊りたい」

夏祭りを通した町民との交流会は今回初めて企画され、参加者や町民は約1100発の花火を見て堪能しました。

【外国人】
「みんないい人だと思う」
「温かいぬくもりをもらいました」
「浴衣の着方や盆踊りの踊り方などを教えてもらった」
「みんな優しくて佐賀のみんなはめっちゃ好きですありがとうございます」

【おおまちこりすくらぶ 大串祥子さん】
「温かい思い出やこの大町町で感じたことを自分の国に伝えていったりしてくれることが我々の望みなので少しでも伝わったみたいでよかった」

サガテレビ
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