大分トリニータはリーグ戦で、9試合連続勝利がなく順位が16位へと転落するなど成績が低迷していたため8月18日、片野坂氏との監督契約を解除した。
20日、片野坂知宏前監督の退任後初めてトリニータは公開練習を行い、後任の竹中穣新監督のもとで新たなスタートを切った。

9試合連続で勝利なく苦しい戦いが続いている
20日は片野坂前監督退任後初めてとなる公開練習が行われ、ヘッドコーチから昇格した竹中穣新監督がチームの指揮を執った。
トリニータは9試合連続で勝利がなく現在16位。J3へ降格となる18位の富山との勝ち点差は5となっている。

約60人のサポーターが公開練習を見守る
20日の練習ではハーフコートで紅白戦を行い、選手の連携などを確かめていた。
集まった60人近くのサポーターからは「きょうとてもいい雰囲気で練習できていると思うので後半、これから巻き返しを図ってほしい」「勝ち点3を取ってもらえたらいいなと思う」などと期待する声が聞かれた。

新監督「残留をまず確定させる」
竹中穣監督は20日、インタビューで「私が引き受けた以上チームを変化させていく。(目標は)明確に残留をまず確定させる。1試合でも早く確定させる目の前の試合でポイントを取るということ、それだけ」と述べた。
