8月21日、上皇ご夫妻が静養のため長野県軽井沢町に入られました。軽井沢への訪問は2024年夏以来で、8月29日まで滞在され、長年交流を続けている大日向地区の開拓地にも足を運ばれる予定です。
笑顔で何度も手を振られる
8月21日午後3時過ぎ、上皇ご夫妻は新幹線でJR軽井沢駅に到着されました。
ご夫妻が公の場で取材に応じられるのは新年の一般参賀以来7カ月ぶりです。
上皇さまは心臓の不整脈の治療で、7月から新しい薬を服用されています。
地元の人や観光客などが出迎える中、上皇さまは美智子さまとずっと手をつなぎ、笑顔で何度も手を振られていました。

出迎えた人は、「うれしいですよね。こうやって毎年来てくださるのは、軽井沢を選んでいただいて」、「今年暑いので、ゆっくり軽井沢で休養していただければ」、「なかなかお会いできないので身が引き締まる思い」、「お二人の思い出の地でもありますから、のんびりなさったらいいのかなと」、「いくつになってもお元気に過ごしていただけると良いなと思います」と、ご夫妻の訪問を歓迎していました。
軽井沢は“思い出の地”
軽井沢は1957年にご夫妻がテニスコートで出会い、その後もご家族で滞在されたゆかりの深い場所です。

軽井沢への訪問は2024年夏以来で、8月29日まで滞在されます。
8月23日には、戦後、中国の旧満州から引き揚げて来た人たちが開拓した大日向地区に足を運ばれる予定です。
(長野放送)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(10枚)