19日夕方、富山市有峰のキャンプ場にクマが出没しました。
けが人は出ておらず、富山県は周辺を訪れる登山客に注意を呼びかけています。

クマが出没したのは北アルプス・薬師岳の登山道沿いにある太郎平キャンプ場です。

県によりますと、19日午後5時前に出没したクマはキャンプ場を利用していた登山客のテント1張と食料を持ち去ったということです。
キャンプ場の利用者が警察に通報し、けが人はいませんでした。

このエリアでは、今月3日と4日にも登山道でクマが居座っているのが目撃されています。
夏はクマにとって食料が少なく、エサを求めて広い範囲を行動するため、県は登山客に対し、クマの出没情報を確認し、外に出る際は音の出るものなどを携帯するよう注意を呼びかけています。