大分トリニータは8月18日、片野坂知宏監督との契約を解除すると発表した。次節から竹中ヘッドコーチが指揮を執る。
関係者によると、17日の試合後の話し合いで、退任が決まったという。

9試合連続で勝利なく16位へ転落
大分トリニータは17日アウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦。試合は前半から相手に主導権を握られ、2対0で敗れた。
トリニータはリーグ戦、9試合連続で勝利がなく順位も16位へと転落。
こうした状況を受けトリニータは18日付で、成績不振のため片野坂監督の契約を解除したと発表。
関係者によると、17日の試合後の話し合いで、退任が決まったという。

2016年から2021年まで6シーズンにわたり監督を務め悲願のJ1へ導く
片野坂監督は2016年から2021年まで6シーズンにわたって監督を務めJ3だったチームをJ1へと導いた。
その手腕を買われ、昨シーズンから2度目の指揮を任されていた。
TOSの取材に対し、片野坂監督は次のようにコメント。
ーー片野坂知宏監督
「勝たせてあげられなかったということ、ファンやサポーターに勝って喜んでもらえる状況をつくれなかったことが、監督として自分の責任として重く受け止めている。自分自身もっと成長してもっといい指導者になれるようにやっていくしかない。残っている選手、スタッフがこの状況を乗り越えて必ず這い上がってくれると信じている」

街の人からは様々な声「仕方ない」「もう少し長い目で」
突然の契約解除に街の人からは「結果も出ていないので仕方ないかと思う。驚いたが、覚悟はしていたという感じ」「結果を残せていないので一旦、変わった方がこれからの結果にもつながるのではないかと思っている」「1年では結果は出ない。だからもう少し長い目で見てあげたらどうかなと思う」など様々な声が声が聞かれた。
片野坂監督の後任には竹中穣ヘッドコーチが就任するという。
