京都市のおしゃれな生花店で3日、20万円相当の大きな鉢植えが盗まれる事件が起きた。

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しかし4日後、なぜか盗んだ植物が“こっそり”店に戻されていたという。

生花店の“高級植物”を盗んだドロボー

京都市の生花店で撮影されたのは、20万円の“高級植物”を盗むドロボーの姿。

犯行の一部始終を防犯カメラが捉えていた。

店のオーナー
一生懸命仕入れにいったものを、堂々盗られて…。

事件が起きたのは3日深夜11時過ぎ。

自転車で現れた白いTシャツ姿の男が店先の植物の前に立ち、まさに手をかけようとしていた瞬間…

店の前を別の自転車が通過する。

男は一度手を止めて、思いとどまったかと思われた。

植物の前で怪しい動きをみせる男(提供:Maestro)
植物の前で怪しい動きをみせる男(提供:Maestro)

しかし、男は再び植物に手を伸ばす。誰もいなくなった隙を見て、自転車の前カゴへ植物を載せると、そのまま走り去った。

店の植物を自転車のカゴに入れた瞬間(提供:Maestro)
店の植物を自転車のカゴに入れた瞬間(提供:Maestro)

店のオーナー
そこそこ大きい植物なんですけど、大胆というか、盗り慣れているなって印象でしたね。

なぜ?しばらくして店に戻された植物

ところが犯行から4日後、奇妙な事態が…

店のオーナー
(盗まれた植物が)店の反対側にポンと置かれていたんですわ。

店のオーナーによると、被害を訴えるSNS投稿を見た近所の住人から「近くで盗まれた植物を見た」との目撃情報が…

その後しばらくして、植物が店に戻されていたという。

盗まれたあと戻ってきた植物(提供:Maestro)
盗まれたあと戻ってきた植物(提供:Maestro)

大切な植物が戻ってきて一安心…とはならず、被害者は犯人の罪悪感の低さに、憤りをみせている。

店のオーナー
人の物を盗んだ事実は事実なので、罪を償ってください。戻しに来たというだけなので、許せないですよね。
(「イット!」 8月18日放送より)

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