海上保安大学校の練習船「いつくしま」が初の遠洋航海を終え、
帰港式が行われました。
今月1日、約4万4500キロの遠洋航海を終えて
呉に帰港した実習生たちが、家族や学校幹部などに出迎えられました。
練習船「いつくしま」は、今年4月に呉を出発し、
実習生たちは、操船技術を学んだほか
サンフランシスコやシドニーなど世界6都市に立ち寄り、
現地の人たちとの交流を深めました。
帰港式では溝口直樹船長が無事に帰港したことを報告し、
実習生たちは、長期にわたる航海を振り返りました。
【実習生 守屋汐理さん】
「遠洋航海では天測があり、同期と一緒に星を探したりする時間が楽しかった」
【実習生 池田弘毅さん】
「約100日間という航海を経て、心身ともに強くなって、
より強い海上保安官になれたと感じている」