富山県内で子どもの感染性胃腸炎の患者が増えています。

また、いわゆる「リンゴ病」の患者数も依然、警報レベルとなっています。

県感染症情報センターによりますと、今月4日から10日までの1週間で報告された感染性胃腸炎の患者は154人で、今年の累計の患者は7228人、特に小児科での報告数が例年より増えています。

感染性胃腸炎は病原体が食品や手を介して口から入ることによって感染するため、県は予防のため、食事や調理の前には石けんを使い、十分に手を洗うよう呼びかけています。

また、子どもがかかりやすい伝染性紅斑いわゆる「リンゴ病」の報告も高い水準です。

患者は1定点医療機関当たり3.29人と前の週から下回りましたが、18週連続で警報レベルの2人を上回っています。

富山テレビ
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